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  • 東工大MOT合同講義

    小泉公樹代(MBA8期)

      田町にある東京工業大学のキャンパスを初めて訪れてみて、最初に受けたのは、「近未来的」という印象でした。モダンな建物の中の清潔で設備の整った教室は、まさに学生が勉強するに快適な環境だと思いました。

    最初に、去年まで客員教授として一橋大学に来ていただいていた藤村先生からご紹介があり、合同講義の趣旨とテーマについてご指導いただきました。今回の課題は、小グループに分かれ、現代の若者の就職に対する考え方について当日配られた資料を参考にしながらディスカッションを進め、各チームがプレゼンテーションを行うという形式でした。また藤村先生は物事を考えるにあたって、MBAには技術的側面が欠如しており、MOTには財務やファイナンス等の実践的側面や哲学的側面が欠如しているという認識をお持ちで、お互いの弱みを補完しあうことが合同講義の趣旨であるとおっしゃっていました。

    2007年入社の新卒社員を対象としたアンケート結果によると、その多くが一度入社した企業で長期的に働き続けたいという意思を示していることが明らかになりました。一方で、成果主義は好まれていないというデータもありました。また、起業に対する興味が薄れているという、MBA生としては少し残念な傾向もデータにありました。つまり「終身雇用」、「年功序列」という従来の典型的な日本型雇用を望む若者が増加しており、若者にリスク回避的な傾向が生まれていることがわかりました。これらのデータをもとに、「なぜこのような現象が起きているのか?」と考えながら、その疑問に対し「MOT・MBAコースは今後何をすべきか?」と東工大生・一橋生それぞれの視点で意見を言い合い、最後に結論を発表しました。

    ディスカッションは、お互いの自己紹介から始まり、わきあいあいとしながらも真面目で白熱した議論へ展開したグループもいたようでした。社会人経験者、新卒、留学生、文系、理系など、異なるバックグラウンドの生徒が集まり同じトピックについて話し合うと、それぞれの個性が出てとてもおもしろいと感じました。どのような意見が出たかは、あえてこの感想文には書かず、このサイトを閲覧されている方々にMBA、もしくはMOTを就学してもらい、導き出してもらいたいと思います。

    その日は、恒例の飲み会で締めくくられました。たくさんの方々と名刺交換をし、今後も交流の深めることを約束しました。改めて、頭をつかうことのおもしろさ、新しい仲間をつくることの素晴らしさを感じる機会となりました。

     

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