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  • OB訪問:ベネッセコーポレーション 澤 和宏氏

    岡 聖也, 宰務 正(MBA 10期)

     岡 聖也
     今回、HMBA卒業生の澤さん(ベネッセコーポレーション)にお話を伺いました。興味のある企業について、より深く知ることができたのはもちろんですが、私にとって今回の経験は、HMBAの価値を再認識するとてもよい機会となりました。
     お話の中で特に印象に残っていることは、HMBAで得た「考え抜く」という経験こそが、卒業後、長期わたり自身の強みとなっているということです。ビジネススクールで得られるものとして、経営における幅広い知識/スキルがあります。しかしHMBAでは、情報を正しく読み取る・論理的に考える・分かりやすく人に伝えるという、より根本的な能力の向上を重視します。このような能力は、会計や金融の知識のように、卒業後すぐに活かせる、というものではありません。しかし、学生の時にこのような「基礎体力」を高めておくことこそが、時代や状況が変わってもパフォーマンスを出し続けるための最大の武器となるそうです。
     社会で活躍する先輩方の生の声を聞くことで、HMBAで学べることの幸せを改めて感じました。HMBAの授業は確かにハードですが、数年後、この先輩方と同じ感動を味わえるよう、勉学に励み続けたいと思います。


    宰務 正
     私は、澤さんにお話をうかがい、次の2点に驚き、また感銘を受けました。
     1点目は、ベネッセが行っている事業を継続するためには、利益を出し続けなければならないというお話です。私が勝手に抱いていた、教育を通して社会貢献しているというベネッセのイメージと、企業が存続するために利益に主眼を置いているという実態には、大きな隔たりがありました。この隔たりは大きな驚きでしたが、商品・サービスを提供し続けるためには利益をあげることが必須であるというビジネスの基本に立ち返ることができました。
     2点目は、OB訪問最後にしていただいた、日本や世界の歴史、宗教を知っていて初めて世界のリーダーになれるというお話です。これらの分野は私がこれまで特に興味を持っていなかったものであり、今後書物や講義を通じて補っていかねばならないと痛烈に感じました。まずは、より日本を知ることに努め、世界のリーダーになる資格を得ようと思いました。
     今回、私は初めてHMBAの先輩の方とお話をさせていただいたのですが、しっかり物事を考え、やりたい仕事を楽しんでいらっしゃるお姿を拝見して、今後の勉強を進めるうえでの大きな力をいただいた気がします。

    写真右が澤さん。

     

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